みなさんこんにちは。
旅すること、つくること、学ぶこと、これらを愛してやまない5人家族がしたい事に惜しまなく挑戦する日常・非日常を綴ったブログです。
(YouTubeはこちら→https://www.youtube.com/c/diginto)
ちなみに子どもたちは元気いっぱい男3兄弟。
そしてもう一人お腹の中で待機中のベイビーも男の子!
どうなることやらな賑やか家族の一コマを
ささ、どうぞ、、、
4歳児と1歳児を連れて大韓航空に乗ってインドへ
今から約4年前のこと。まだ2人兄弟で次男が1歳2ヶ月、生まれて初めての海外。
私たちにとっても大人と子どもが同じ人数になって初めての海外。
フライト前に飛行機を見つめる後ろ姿が2人になって感慨深い。

日本から大韓航空でインディラ・ガンディー国際空港へのフライトは2時間プラス9時間。
この長い間、2人とも一睡もせずでしたが、、便利なバシネットをお願いしていたり隣に1歳のインド人の女の子がいてお互い行ったり来たり遊び、難なくクリア。



女の子の両親から「インド人から買い物するときは値段を10倍はふっかけてきてると思った方がいい。気をつけて!」と助言もいただいた。笑
そして無事にインディラ・ガンディー国際空港に到着。空港係員の人にビスケットをもらってご機嫌な息子たち。

翌朝すぐにネパールへ出発なので、前もってAirbnbで予約していた空港周辺の宿へ。
とっても親切な宿のお姉さんに翌朝の予定を伝えると、間に合うように空港へのタクシーを手配してくれるということでお言葉に甘えてその日は休んで翌日に備えることに。
デリー月曜日の朝、タクシー会社の混雑と渋滞に気をつけて。。
朝日と共に目を覚まし、お姉さんが手配してくれる予定の時間までせっかくだからと有意義にお散歩。



そして約束の時間にバッチリ荷支度をすませリビングへ。
「タクシー会社が混雑してるわ〜月曜の朝だからね〜ちょっと待ってね〜」とお姉さん。
まあ、だいぶ早めに設定してあるから大丈夫でしょうと待機。
ようやくタクシーが迎えに。
あとは空港へ進むだけと安堵するや否やそこにはものすごい量の車とバイク。。
「渋滞してるね〜月曜の朝だからね〜」とタクシーのおじさん。
そうなの?月曜の朝ってそんなに要注意なの?時計を見ながら不安になってくる、、
壁にまあるくへばり付いている牛の糞をタクシーの窓から眺めながら「乾燥させて、何かに使うんやろうね〜」などと息子に話している間に空港に到着。
あ、よかった、まだ全然間に合うね。そんな時間だった。
列に並んで待つなんて、インドでそんなこと絶対にしてはいけません
いろいろあったけど、なんとかチェックイン締め切りの30分前に間に合った。
チェックインカウンターの列も全然長くない。
安堵の気持ちで主人と冗談を言い合いながら、列に並ぶ。
子どもたちと手遊びしながらチェックインの順番が来るのを待つ。。
ん?おかしいな、、?と気づいたのは15分くらい経ってからだろうか
列が一向に前に進んでいない。カウンターはすぐそこなのに。
チェックインカウンターの様子をよくよく観察していると右から左からチケットを持った男性たちが割り込み、カウンターにチケットを叩きつけてなにか叫んでいる。
お姉さんはその人たちに対して怪訝そうな表情をしながら対応していてそんな人たちが次から次へとチェックインカウンターに押し寄せていた。
「なんか、、大変そうやなあ〜、、」
そんな会話を主人と交わしながらも内心
”ここは国際空港。とりあえずちゃんとここに並んでおけばなんとかなるでしょ”
”もうすぐしたらネパール行きのお客様〜!って焦りながら優先してチェックインさせてくれるでしょ”
だって時間通りに来て、ちゃんとこうして列に並んでるんだもの
そう高をくくっていました。
このあと自称 ”旅慣れた”を語った私たちに制裁が下ります。。
家族分のネパール行きチケットがパーに
日本のなんでもやってもらえる行きすぎたとも言えるサービスにどっぷり浸かってしまっていたと言えるでしょう。
時計を見ながらドキドキヒヤヒヤする中
ガンガン割り込んでいくお兄さんたちのようにカウンターにチケットを叩きつけに行く選択肢も当時の私たちにはさらさらなく
“悪いのは割り込んでくる人たち、ちゃんと並んでるんやから配慮してくれるよね当然”
と、インドでお利口ちゃん日本人まる出しで馬鹿正直に列に並び続け、やっとチェックインカウンターに辿り着いたとき、言われましたよ、お姉さんにはっきりと
「もう受付は終了しました。飛行機には乗れません」
頭の中、まっしろ。
過ぎたと言ってもほんの2、3分!しかも30分前からずっと、ずっと並んでたんですよ?!?
「もう、どうする事もできません。ネパール行きたいならチケットを取り直して」
鬼や。この人は鬼や。受付のインド美女はもう、私たちの目には鬼にしか映りません。
結局それ以上なにも言い返すこともできず、ただその場を放心状態で立ち去る私たち。。
「え?うそやろ? そんなんありえへん、私らちゃんと並んでたよなあ?!なんとかできるはずやろ、、」
とここでやっと関西人の血がものを言い、私は近くに立っていた優しそうな係員の女性に涙ぐみながら「ずっと、ちゃんと並んでたんですよ!!」の主張をしっかりしながら事情を説明。
が、ここはインド、、
「ああ、もうそれは仕方ないことなのよ。可哀想だけど、あそこのカウンターでチケットを取り直して。明日には取れると思うわ。ほんと可哀想に。。」
すごく同情されながら説明を受けました。
こう言われるともう無理なんだなと、自分たちの置かれた状況を飲み込むことしかできませんでした。。
家族3人分(次男は2歳未満なので無料)約4万円がパーになりいつも貧乏旅行の私たちには大きすぎる痛手、、。
飛行機代を安く済ませるためにわざわざインド経由にしたのに、私たちは一体何をやってるんだ。
しかしせっかくの旅の始まり。落ち込む時間がもったいないので切り替えて、私たちのモットー?のような前向きになれる言葉を思い出す。
どんな失敗でも、自分たちに起こることは全て、いい方向に繋がってる
この飛行機に私たちが乗っていたらきっと、良からぬことが起こっていたんやと
そう言い聞かせて翌日の新しいチケットを取り、与えられたデリーでの時間を満喫しようと決めたのでした。
WiFiのある空港でネパールの宿への連絡やデリーでの安宿の予約などを終わらせて、
いそいそと空港から出ようとしているとき、空港係員のお姉さんに記念撮影をせがまれ一緒に写真を撮る息子。笑
もー、なんかもーーなんやねんもーーーーー笑


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